ナニー・マクフィーの魔法のステッキ - Nanny McPhee

19世紀のイギリス。
1年前に母親を亡くした7人の子供達、その子供達の世話をするナニー(乳母)に数人のメイドを抱えた葬儀屋を営む父親。
彼らの住んでいる大邸宅はちょっとくたびれ、再婚相手探しに必死の様子の父親に、事情を知らない子供達はとても不満。
この悪戯がおさまらない子供達に我慢が出来ず、次々と変わるナニー。そんな途方に暮れた家族のもとへやってきたのは、杖をもった醜いナニー・マクフィー。
子供達の悪戯に厳しいながらも忍耐強く見守り、自分で解決していく力を諭そうとするナニ・マクフィー。その不思議なパワーに魅せられ子供達が何かに気づいていくごとに、この醜いナニー・マクフィーにおこる変化。

そして、どうしても父親の再婚に納得のできない子供達のとった行動で、伯母の貴婦人を怒らせることとなります。。。

先ず、メリーならぬ杖をもった醜いナニーの出現で子供達はこのストーリーに一気にとりこまれていきます。そして、私も、ストーリーはもちろんクラシックでとても可愛い子供達の衣裳にカラフルなインテリアととても楽しめる作品です。
何よりも、物語の最後のナニー・マクフィーの言葉は、子育ての指針としたいと心に残りました。





わずかの年代違いで作成されたこの作品と、メリー・ポピンズとの観比べ、原作の読み比べも面白いです。


ナニー・マクフィーの魔法のステッキ - Nanny McPhee