Stefan Zweig(シュテファン・ツヴァイク)の本

Stefan Zweig(シュテファン・ツヴァイク)の「燃える秘密-The Burning Secret-」

これは、12年程前のフランスのある映画祭で観た短編映画の原作がこの本を基にしていて、ちょうどその頃シュテファン・ツヴァイクに取り付かれていたところだったので、探したんですけど、ないんですよね。

このシュテファン・ツヴァイクはユダヤ系オーストリア人です。
そして彼も、やはり、世の移り変わりによってその運命を翻弄された人です。
オーストリアのザルツブルグ(Salzburg)-サウンド・オブ・ミュージックの舞台となったところ-にはツヴァイクの住んでいた建物が残っています。ザルツブルグの日本語版の情報をみつけました。
こちら<http://jp.salzburg.info/index.html>でどうぞ。

ツヴァイクは、1934年にイギリスへ渡り(というよりそれより選択はなかったということですよね)、はたまたブラジルへ。1942年の2月に、彼の愛するヨーロッパがナチの手におちたと信じ、その生涯を終えることを選んでしまいました。

ツヴァイクは歴史的人物を多くとりあつかってます。
メリー・スチュアートとジョゼフ・フーシェが私のお気に入りですが、彼の短編集も手放したくない本の一つです。



Stefan Zweig(シュテファン・ツヴァイク)の本

映画 サウンド・オブ・ミュージック - The Sound of Music

タイトル:The Sound of Music (1965)
監督:ロバート・ワイズ (Robert Wise)
出演: ジュリー・アンドリュース (マリア)、クリストファー・プラマー フォン(トラップ男爵、キャプテン)

これは、あまりにも有名なので、あえて説明する必要もありませんね。私自身はミュージカルはちょっと、というタイプなんですが、次から次へのテンポのよい(慣れ親しんだ)音楽にあわせて、ついつい歌って踊ってしまいます。とにかく、マリア(ジュリー・アンドリュース)と子供達の歌声、そして、広大なアルプスとオーストリアのザルツブルグ(Salzburg)をお楽しみ下さい。

キャプテン、トラップ男爵役のクリストファー・プラマーフォンは、この映画についてちょっと皮肉っていたようですが、フランスアニメの「マデライン」で Twelve little girls in two straight line.... とナレーターを務めていたキャプテン。いつも、ちょっとだけ笑ってしまいます。

そして、もう一つの新しい見方。
100回近くサウンド・オブ・ミュージックをみている6歳の娘の発見。

Can you see the heart mark between them? (この二人の間のハートマークみえる?)

と、向き合って佇むマリアとトラップ男爵の画面に見入り

They love each other..

とじっと見入ってます。
う~ん、確かにこの二人のシルエットで二人の間にはハートマークが。。。
さすがわが姫、するどい観察眼。

サウンド・オブ・ミュージックの映画完全セリフ集を発見。



映画:サウンド・オブ・ミュージック

ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)の映画

ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)の映画を観た事ありますか?

近作ではThe Pianist、Oliver Twistがあるので、このあたりはご存知でしょうか?

ユダヤ系ポーランド人(?)でフランスで生まれ。第二次世界大戦時、多分、彼の7~10の歳でアウシュビッツから逃げ出し生き延びたという、想像のつかない幼少時代、そしてその後も妻の殺害、アメリカからの逃亡と、いったい、この人の人生って。。。

このポランスキーの初期の作品Cul-de-sac(袋小路)。
満潮時には完全に孤立してしまう古城で暮らす初老男(プレザンス)と 若く美しい妻(ドルレアック)。そんな彼らの平穏な生活に突然踏み入って来た逃亡中の男達。そして、そこへ彼らを訪ねた来た友人家族たちとの入り乱れた生活。

それぞれの登場人物達の探りあい、すれ違い、見せ掛け、妥協、裏切りと、一体何が善で何が悪なのか、ラストでは、ただただそのモノクロの美しい理想的世界(古城)を目にして、まさに出口のみえない袋小路に迷い込んでしまったような気分となります。

CUL-DE-SAC - 袋小路(1965)
撮影:ギル・テイラー
音楽:クリストファー・コメダ
出演:ドナルド・プレザンス、フランソワーズ・ドルレアック、ライオネル・スタンダー、ジャクリーン・ビセット 【受賞履歴】1966年 ヴェネチア国際映画祭 イタリア批評家賞 / 1966年 ベルリン国際映画祭 金熊賞

カトリーヌ・ドヌーブのお姉さんであるフランソワーズ・ドルレアックの美しさはとにかく驚きです。



ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)の映画

映画と読書と音楽と...

時代の進化に伴って、最新技術で次々と創られる数々の映画。映画本数は増える一方、心に残る数年後でも思い返す事の出来る名作を何本みましたか?

古きよき時代を振り返って、、、ではありませんが、何十年かを経た今でも、驚くほど新鮮な映画について語ります。もちろん近作も逃しません。

そして、映画といえば、もちろん本も音楽も一緒に語っちゃいましょう。


映画と読書と音楽と...